昨年から参加している梓会（梓設計OB･OG会）で上京した翌日、
ちょうど40年前に竣工した江東区教育センター・東陽図書館を訪ねた。
（JIAの25年賞受賞後に一度訪れているので10年振り位か）

コラムの初回で紹介したレリーフの写真を撮るのがミッションだった。

ブリッジや児童コーナー上に張り出した銅板葺きの屋根は期待通りの
緑青色となり、外壁の淡いレンガ色と相まって落ち着いた風情を醸し出していた。

また、来訪者の交流のきっかけとなればとの願いを込めて作成した
区内の代表的な橋のシルエットとデータを刻んだ300角の床タイルも色褪せてきてはいたが、
あの頃の自分の情熱を思い起こさせるには十分だった。